決着ずみの事例 表面化 2024.03 経路 ウェブサイト・ネット広告 形式 偽のセキュリティ警告
拡散した主張(引用)

「パソコンがウイルスに感染しました。今すぐ画面の番号に電話してください」

国民生活センター: 偽の警告画面による「サポート詐欺」として注意喚起(2024-03-27) 出典

何が起きたか顛末 2024.03

結論は上のとおり。ここからは、この一件がどう生まれ、どうひろがり、どうみやぶられたのかを、出典の記録から時系列でたどる。

  1. あらわれる 発端 No.004 化ケ狐

    突然、「ウイルスに感染」の警告画面と警告音

    パソコンでウェブサイトを見ていると、突然「ウイルスに感染しました」という警告画面が表示され、警告音が鳴り出す。画面には連絡先の電話番号が書かれ、すぐ電話するようせかされる。実際にはウイルス感染は起きておらず、実在のメーカーなどを装った偽の表示である。

    表示される偽の警告

    ウイルスに感染しました。今すぐ画面の番号に電話してください——

  2. ひろがる 拡散 No.011 ボロ儲ケ狸

    電話すると、遠隔操作と“有償サポート”へ

    表示された番号に電話すると、相手は遠隔操作でパソコンを“確認”し、有償のサポート契約やウイルス除去の費用を請求する。近年は、インターネットバンキングで送金させる手口も確認されている。国民生活センターへの相談は年約5,000件の規模にのぼる。

    国民生活センターへの相談 年 約5,000件 相談は増加傾向(2023年は前年の約1.3倍)・特に70歳以上で大幅に増加
  3. みやぶられる 決着

    その警告は偽物 — 電話も支払いもしない

    国民生活センターは、こうした警告画面は偽物であり、表示された番号に電話しないこと、不安なときは消費生活センター等(188)に相談することを呼びかけている。本物のセキュリティ警告が、電話をかけさせて金銭を求めることはない。

見抜きポイント

  • 画面に出た番号にその場で電話しない(本物のセキュリティ製品は電話を急かさない)
  • 「今すぐ」「あなたのPCが危険」と慌てさせる表示ほど、いったん落ち着く
  • 不安なときは公的な相談窓口(情報処理推進機構・消費生活センター)に相談する

→ メインの手口(化ケ狐)の弱点属性を見る

この事例を生んだ妖怪

先頭がメインの手口。妖怪はデマの「手口」の姿であり、発信者・拡散者を指しません。

実害

偽の警告に慌てて電話をかけ、不要な契約や費用の支払いをさせられる被害が高齢者を中心に増えている。

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