実在の被害を伴う事例です。このページは史料として、事実と出典のみを静かに記載します。
「被災地に(特定の属性の)窃盗団が来ている」という風説 — 記録と教訓
拡散した主張(引用)
「被災地に(特定の属性の)窃盗団が来ている」という風説
総務省: 令和6年版情報通信白書で偽・誤情報の類型として記録 出典
手口の型(分類)
妖怪はデマの「手口の型」を示す分類であり、発信者・拡散者・被害者を指すものではありません。
同じ型の再来
親のデマ: 「(関東大震災の直後)特定の民族が井戸に毒を入れた・襲撃してくる」という流言(史料)
何が起きたか
能登半島地震の後、被災地の治安に関する出所不明の風説がSNSで拡散した。総務省の令和6年版情報通信白書は、能登半島地震で流通した偽・誤情報の代表類型の一つとして「窃盗団に関する風説」を記録している。災害時の犯罪流言は、関東大震災(1923年)の流言以来、災害のたびに形を変えて繰り返されてきた型にあたる。
見抜きポイント
- 「主語の大きい伝聞」(〜団が来ている・〜人が)は災害時流言の典型形
- 治安に関する情報は警察・自治体の公式発表で確認する
実害
特定の属性の人々への偏見・排斥につながりうる流言とされる。同じ型の流言が関東大震災(1923年)では殺傷事件に発展したことが、国の報告書に記録されている。